【食品ロス】廃棄される「未利用魚」を活用して漁業を盛り上げる方法を考えました。
こんにちは、Miです。
ブログの練習として大学の講義にて提案した内容を簡単にまとめてみます。
本記事の主な内容
- 漁師が抱える問題
- 未利用魚の活用例
- 6次産業化とその課題
漁獲量の3割は廃棄される
日本に限った話ではありませんが、漁獲量の約3割の魚は市場には出回りません。
廃棄される理由は
- 数が少ない
- サイズが小さい
- 人気がない
- 加工が難しい
様々な理由があります。
このように市場に出回らない魚は「未利用魚」 と呼ばれます。
漁獲量減少という中でも3割の廃棄が出ていると考えるとなんとかしたいものです。
未利用魚の活用事例
未利用魚を活用している例はいくつかあります。
- 養殖魚のエサ
- サプリメント
- 肥料の原材料
- 加工して販売する
いずれにしても食品ロス削減に貢献する素晴らしい事例です。
しかし、これらは漁師さんの収入源になりにくいのも事実です。
6次産業化を実現する
1次産業(漁業)×2次産業(加工)×3次産業(販売)
これらすべて1次産業を担う漁師さんが主体となって実践していく仕組みづくりをしていくことで、「未利用魚」を活用しつつ、漁師さんの収入にもプラスαすることができると考えました。
漁師直営「未利用魚」を使った飲食店
漁師さんとその家族が主体となり、飲食店として経営することでより漁師さんの収入につながると考え、漁師直営型の飲食店を考案しました。
使う食材は、今まで廃棄されていた「未利用魚」を使用
未利用魚を市場には出回らない貴重な魚として観光客向けに提供します。
地元ホテルや学校との連携
専門性の観点から、ホテルシェフとの未利用魚レシピ開発を考案しました。
私の大学では、フードロス削減サークルがあったので一部経営を協力してもらうことで漁師の負担を軽減するとともに新しい企画も生まれるのではないかと考えました。
その他には、地域おこし協力隊の協力も仰ぐこともできると思います。
以上になります。
実際に現地のニーズを把握したり、提供する料理を考案したりしていないため、まだスタートラインにも立てていないのが現状です。今後の課題を見直して、より現実的なものにしていきたいと思います。
ありがとうございました。